7月26日「村田良」シン・エレキ事情!

村田良さんは元高校教諭で軽音楽部の顧問を35年にもわたって勤めてこられました。
そんな村田さんと知り合ったのは、運営が以前担当していた献血PR番組の中で、高校の軽音楽部に出演してもらっていたことがきっかけ。

ご自分でもおっしゃってましたが、ロン毛にサングラス(正確には保護用の色付きメガネ)の風貌で教師らしくない??
そんな村田さんを最初に赴任した高校で待っていたのは、音楽を演りたい生徒たち。
そこから軽音楽部の設立に奔走する事となり、35年後の高文連への加盟に繋がっていくわけです。

大阪府の連盟の先生も常に仰ってたんですが、学校やPTAからすると軽音楽・ロックは不良のすること。すんなりと活動を認められたものではない。
だからなおさら部活動では規律を守り礼儀正しくがモットーに。

それでも「エレキ」は不遇な扱いだったようです。

その後村田さんは、大津の高校で軽音楽部を設立させ本格的な活動の一環でレコーディングも行ってきた事について、当時の音源たちを聴きながら番組内でたくさんお話をしてくれています。
当時の部員には、のちにメジャーデビューした人たちもいたようで、細かい内容はぜひアーカイブで!

さらには滋賀県内高校軽音連盟組織を創設し、晴れて2023年、ご自分が定年退職する年に、全国17番目の高文連への加盟を果たしました。

35年間、ずーっと旧態依然の学校の体制と戦っていたのかも?との感想も。

村田さんが取り組んでこられたのは軽音楽部だけではありません!
学校内での課題にも積極的に変化を求め、挑んでこられた経緯もあります。

そんな中、国が掲げるGIGA スクール構想として1人1台のデジタル端末を使った授業を行うには、既存の机では小さく狭すぎる問題が常にあったようです。

それを解決するべく考案されたのが、全く新しい発想の「MiraE-Desk」。

現在のデジタル構想では授業の基本である「読み・書き」もままならないそうで、MiraE-Deskは教科書を見ながら、資料を見ながら、タブレットを使いながらでも読み・書きができるという画期的な発明品です!

ただ、こちらの試作品ではまだ20万ほどするそうで、広く普及させるには値段の課題もあり本格的な導入には10年以上かかるかも?とのこと。

それでも、明治から続く旧態以前の教育体制にモノが言えるアイテムでもあるそうで、デジタル機器にまつわる「エレキ」事情の未来が感じられます。

今回、村田良さんに出演頂けたのは、これまでの繋がりや築いてきた人脈の賜物ですが、今後もシンガーなどとは違うフィールドの方々にもたくさん出演して頂きたいと考えています。

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